委嘱研究発表会

11月15日、川口市教育委員会委嘱「非認知能力の向上」に関する研究発表会が開催されました。

 

〇研究授業について

学校全体で伸ばしたい非認知能力として、3つの学校教育目標から6つの非認知能力を設定しています。今回の研究授業では、

3年1組:「探究心」、2年6組:「探究心」、1年5組:「感受性」、8組:「向上心」

の4クラスでそれぞれの非認知能力の育成を目指した授業が行われました。

目の前にある小さなハードルを越えることで自信をつけていってほしいという願いがこめられている「やってみよう」という学校全体の合言葉のように、精一杯頑張る様子が見られました。 

〇研究発表について

研究授業後の全体会では、研究の主題である「社会で生きて働く力の育成~非認知能力の向上を通じて~」について発表しました。本校の取り組みとして「個」に寄り添った特別支援教育の視点を取り入れた教育や授業カイゼンシートの活用があることを説明しました。また、本研究の成果として、生徒のよいところを見つけ、「褒めて認める教育」が実践できるようになり、教師と生徒の信頼関係がよりよくなったことなどを説明しました。

 

〇講演会について

研究発表の後には、岡山大学教育推進機構准教授の中山芳一先生を招き、「非認知能力の育成」に関する講演会を行っていただきました。学校生活の中で伸ばしたい非認知能力を意図的に活動へ取り入れることの大切さ、伸ばすだけでなくどのように活用していくかなどをわかりやすく説明していただきました。また、講演会をしてくださった中山先生には、この研究発表に向けてご指導をいただきました。本当にありがとうございました。